ムービー編集部エディタースクールでは、初級コースの動画編集ソフトとしてVegas Movie Studio 16 Platinumを使って教えています。
このソフトは ドイツMAGIX社が開発し、日本ではソースネクスト社が発売しています。

※2020年6月、 Vegas Movie Studio 17 Platinum日本語版が発売されました。それに従って、教習ソフトをバージョン17といたします。

Vegasシリーズは20周年を迎える歴史のある動画編集ソフトですが、日本ではAdobe社のPremiere Proや、Apple社のFinal Cut Proのように知名度は高くありません。

しかし、映像制作のプロフェッショナルの中にはVegasシリーズの根強いファンが存在し、これでなくてはというクリエーターがいるのも事実です。

なぜ副業・在宅ワークをめざす初心者を教えるのにこのVegasを選んだのか、その理由とVegasを使うメリットをお話しします。

価格が安い

Vegas Movie Studio 16 Platinumは、低価格の初心者・ホビー向け動画編集ソフトです。現在Amazonではガイドブックつきのパッケージ版が8,510円で販売されています。(2020年3月13日現在)

AdobeのPremiere Proなどはサブスクリプション方式で、単体で使用しても月額2,480円かかります。

初心者用の動画編集ソフトとして最近人気のWondershare Fimora9は、個人使用には安いですが、在宅ワークなど仕事に使用する場合は14,900円の商用ライセンスを必要とします。

8,510円のパッケージで、書籍のガイドブックが付属するのも安いポイントのひとつです。通常ソフトの解説本は3000円台~4000円台するものですから、それが付属しているのは価格的なメリットだといえます。

にもかかわらず高機能

Vegas Movie Studio 16 Platinum は初心者用・ホビー用ですが、業務用・プロ用のVegas Proと同じエンジンを使用しています。(Vegas proのひとつ前のバージョンの機能制限版というかたちになっています)

そのため、たいへん高機能であり、そのまま業務に使えるほどの機能をそなえています。

たとえば、手ぶれ補正や、モーショントラッキングのような高度な機能まで、この価格帯のソフトでそなえているのは驚きです。

初級の在宅ワーク編集者であれば、 Vegas Movie Studio 16 Platinum を使って仕事ができると思いますし、それで足りない機能を自覚するのは相当使い込んでからでしょう。

ステップアップがしやすい

Vegas Movie Studio 16 Platinum では物足りなくなって、より高機能な編集ソフトにステップアップしようと思ったとします。その時でも、上位にはVegas Proという業務用・プロ用の編集ソフトが控えています。

Vegas Movie Studio 16 Platinum とVegas Proは同じエンジンを使ったソフトですから、基本的な操作の仕方は同じです。 Movie Studio で覚えた編集者でも、イチから覚えなおす必要はなく、同じ感覚で使うことができます。

Vegasシリーズを日本で販売しているソースネクスト社は、頻繁にキャンペーンをやる会社として知られています。Vegas Proは通常4万円台の価格ですが、キャンペーン期間中なら1万円を切る値段(編集ソフト単体の場合)で入手できます。

価格的な面でも、業務用・プロ用ソフトへのステップアップがしやすいということがいえるでしょう。

動作が軽い

動画編集ソフトはとにかくPCの性能を必要とするソフトですが、Vegasシリーズはその中でも動作が軽いソフトとして知られています。

初心者に教える際はこれは重要なことで、誰もが高性能なPCを持っているわけではありません。インターネットを閲覧したり、表計算ソフトを使ったりに十分なPCをお持ちの方がそのままそのPCを使って講習を受け、動画編集を習得していくことができる、という意味でも動作の軽い編集ソフトを使う意味があります。

とはいえ、実際に副業や在宅ワークをはじめるとなると、より性能の高いPCを入手したくなると思います。性能の低いPCでもそれなりに動き、性能の高いPCならより快適な作業ができるということです。

音の処理にすぐれている

Vegasシリーズは、もともと音楽制作用ソフトから進化してきたという独特の歴史を持っています。

そのため、音の処理をするのが非常にやりやすい動画編集ソフトです。

これは動画編集を請け負う上で大変なメリットなのです。映像をつなぐ以上に、必要とされるのが聞きやすい音を作るスキルです。YouTube上のほとんどの映像が、画面に登場する人物が話をする、というスタイルであることでもわかるでしょう。

この話を聞きやすく整えるのが動画編集者の仕事の大きな部分です。

Vegas Movie Studio 16 Platinumなら音の処理能力が充実しているので、話を聞きやすい動画を作ることが容易です。