動画の編集の経験がある人はそんなにいないと思います。難しいテクニックだという印象を持っている人もいるのではないでしょうか? パソコンによる編集経験20年以上のムービー編集者代表前川と、主婦の佳枝さんの会話で明らかになります。

動画の編集は難しいこと?

動画の編集なんてやったことがないんですけど、興味はあります。

佳枝さんは、パソコンの操作経験はどのくらいですか?

子どもを産むまでは事務職のOLをしていたので、ワードとかエクセルくらいなら普通に使えます。

それなら、たぶん出来るようになると思いますよ。

でも、難しいんじゃないですか? 動画の編集って

世間一般的には難しいイメージがありますね。もちろん高度な編集技術もありますが、基本的な編集は簡単ですよ。

え!? そうなんですか?

そうです。特にネットで使われる動画コンテンツはシンプルなものが多いので、基本的な編集技術だけでも通用すると思います。

編集するってどんなこと?

と言われても、イメージが湧かないな。

編集の基本は、
1) 使う映像をひとつひとつ選ぶ
2) 選んだ映像の中のどの部分を使うか決めて、いらない部分は切り捨てる
3) 映像に順番をつけて、つなぐ
というたった3つの動作です。

え? そんなに簡単なこと?

そうですよ。それに
4) つなぐ部分に効果をつける(トランジション)
5) 字幕(テロップ)を入れる
という操作を加えたら、だいたい編集作業の9割くらいになります。

なんか、私でも出来そうな気がしてきました!

大事なのはメッセージを伝えるということ

実は、編集って簡単なことなんですよ。今はパソコンでもかっこいいエフェクトや、複雑な合成ができるようになったので、そればかり注目されがちですけど。

シンプルな部分が一番大切なんですね。

ワードでも、大切なのは文書の見た目ではなくて、ちゃんと言いたいことが伝わる文書であるかどうか、ということ。動画の編集でも同じです。

ワードでも一生使わない機能がたくさんありますものね。

同じように、動画編集ソフトでも普段は使わない機能がたくさんあります。そういうのは、最初から覚えなくてもいいんです。

誰でもクリエーターになれる

そうかぁ。動画の編集ができる、なんてクリエーターっぽくてかっこいいなぁ、なんて思っていました。

ワードを使えるという能力を持っていても、文章を書く能力はそれとは別ですよね。同じように動画編集ソフトを使えても、クリエーターになれるかどうかは別の話です。
でも、文章や絵に比べたら、動画のクリエーターはずっと敷居が低いです。

え? 反対かと思っていました。

だって、小学校から誰もが作文の練習をして、人によっては大学まで文章の書き方を学ぶんですけど、大人になってきちんと文章が書ける人って少ないでしょ?

そうかぁ。そうですよね。

絵もそうです。幼稚園くらいから絵を習っているけど、大人になって他人に見せられる絵を描ける人は少数です。

そういえば、友達に絵が上手な子がいてうらやましかった。

でも、カメラを被写体に向ければ誰でも動画は撮れます。それを簡単な編集で仕上げるノウハウを持てば、誰でも動画のクリエーターにはなれるんです。

それに動画を編集するノウハウが身につけば、私もクリエーターになれますかね?

なれると思います。応援しますよ。